iDeCoを始めるには、まず銀行や証券会社で専用口座を作る必要があります。多くの人が「キャンペーンを利用して少しでもお得に口座を開設したい」と考えるものの、公式サイトを一つずつチェックするのは時間がかかりますし、「条件が難しくて期待していたほどのメリットがない」とがっかりすることもありますよね。
「どのキャンペーンがお得なのか一目で比較できたらいいのに」
「口座開設時にお得な特典を提供しているネット証券はどこ?」
こういった悩みや疑問を抱えている方に向けて、今回はネット証券が実施しているiDeCo口座開設キャンペーンを分かりやすくまとめました。
自分のライフスタイルや条件に合うキャンペーンを見つけて、iDeCo用口座開設を賢く進めてみてはいかがでしょうか。
iDeCo口座の選び方
iDeCo(イデコ)口座を選ぶ際には、賢く資産を増やすためにいくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。以下に、選び方のポイントをわかりやすく解説します。
口座管理手数料
まず、最も注目すべきは口座管理手数料です。iDeCo専用口座では、初期費用(ほとんどの金融機関で2829円)と毎月の口座管理手数料が発生します。管理手数料は金融機関によって差があり、最安は171円、高いところでは589円。1か月で418円、10年で約5万円もの差が生まれるため、できるだけ安い金融機関を選ぶことが重要です。2024年11月現在、口座管理手数料が171円の金融機関は11社あり、これらの中から選べば手数料で損することはありません。
商品ラインナップ
次に、商品ラインナップを確認することも重要です。同じiDeCoでも、取り扱う金融商品は金融機関によって異なります。たとえば、定期預金や投資信託といった商品がありますが、誰もが欲しがる優良な商品を揃える金融機関もあれば、選択肢が限られているところもあります。手数料が安いだけでなく、自分の投資目標に合った商品が揃っているかをしっかり確認しましょう。
その他の付加価値
最後に、付加価値も比較することで、より自分に合った金融機関を見つけることができます。一部の金融機関では、iDeCoの利用でポイントが貯まる仕組みや便利なサービスを提供しています。たとえば、松井証券では投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まり、auカブコム証券では一部の商品でPontaポイントが付与されます。さらに、SMBC日興証券では掛け金に応じてdポイントが貯まり、イオン銀行では店舗窓口で365日相談可能なサービスを提供しています。
このように、手数料、商品ラインナップ、付加価値を比較することで、自分に最適な金融機関を選ぶことができます。まずはこれらのポイントを基準に、候補を絞ってみてください。
iDeCoキャンペーン一覧表
必ずもらえるキャンペーン
証券会社 | 特典内容 |
---|---|
auカブコム証券 | 現金2,500円+ポイント |
SBI証券 | 現金2,000円+手数料0円+最大1,000円分のAmazonギフトカード |
楽天証券 | 現金1,000円+手数料キャッシュバック+株ギフト+ポイント |
moomoo証券 | 人気株の買付代金最大10万円分+米国株取引手数料2ヶ月間無料 |
マネックス証券 | 手数料キャッシュバック+ポイント |
岡三オンライン | 手数料キャッシュバック |
松井証券 | ポイント |
SMBC日興証券 | ANAマイル |
抽選でもらえるキャンペーン
証券会社 | 特典内容 |
---|---|
楽天証券 | 現金(最大20万円) |
SBI証券 | 現金(最大10万円) |
マネックス証券 | ポイント |
松井証券 | ポイント |
各証券会社の特徴
auカブコム証券
auカブコム証券のiDeCo口座は、毎月の口座管理手数料が業界最安水準の171円と非常にリーズナブルで、コストを重視する方に適しています。商品ラインナップもバランスが取れており、国内外の株式や債券、リートを含む主要8資産に対応したインデックスファンドを揃えています。さらに、4資産に分散投資できるバランスタイプのファンドも提供されており、分散投資が手軽に始められる点が特徴です。ただし、全世界の株式に投資できるファンドがない点は注意が必要です。
また、auカブコム証券ならではの特典として、保有残高に応じてPontaポイントが貯まる商品が用意されています。「auスマート・ベーシック」や「auスマート・プライム」などが対象で、au経済圏を活用してPontaポイントを貯めたい人にとって魅力的なオプションとなるでしょう。
auカブコム証券のキャンペーンは以下になります。
- 信用取引口座の開設で200ポイントプレゼント!
- 条件:信用取引口座を開設
- 終了日:未定
楽天証券
楽天証券のiDeCo口座は、毎月の口座管理手数料が業界最安水準の171円と非常に低コストで、コストを抑えたい方にとって魅力的な選択肢です。加えて、2024年1月から「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」と「楽天・S&P500インデックス・ファンド」という2本の人気商品がラインナップに加わりました。これらの商品も業界最安水準の手数料で提供され、特にiDeCoでの取り扱いが楽天証券だけである点が際立っています。
「オールカントリー」や「S&P500」への投資は多くの投資家から支持を集めており、この2本を低コストで運用できることは、楽天証券を選ぶ大きなメリットといえます。
楽天証券のキャンペーンは以下になります。
- 楽天証券&楽天銀行でお得!
- 条件①:楽天証券と楽天銀行の口座を開設+「マネーブリッジ」設定 → 1,000円プレゼント
- 条件②:楽天銀行に合計5,000円以上入金 → 抽選で最大10万円
- 終了日:未定
- iDeCo口座開設で豪華抽選!
- 条件:iDeCo口座を開設+エントリー → 抽選で最大10万円が当たる
- 終了日:未定
- 新規口座開設&米国株取引で特典!
- 条件①:期間中に新規で口座を開設+米国株取引 → 最大2カ月間の米国株取引手数料が全額キャッシュバック
- 条件②:ポイント最大5,200ポイント+500円分の「株ギフト」もらえる
- 終了日:未定
- 信用取引口座開設で200ポイント!
- 条件:信用取引口座を開設 → 200ポイントプレゼント
- 終了日:未定
SBI証券
SBI証券のiDeCo口座は、手数料が業界最安水準であることが大きな魅力です。毎月の口座管理手数料はわずか171円と非常に低コストで、iDeCoをできるだけ費用を抑えて利用したい方にぴったりの選択肢です。また、取り扱っている商品の手数料も最安水準がそろっており、国内株式や債券、先進国・新興国の株式・債券といった6つの資産カテゴリーで、他社に比べて有利な条件で資産運用が可能です。
さらに、1本で複数の資産に均等に投資できる「バランスファンド」も取り扱っており、初心者でも簡単に分散投資を実現できる点も魅力です。コストを抑えながら効率的に資産形成を進めたい方にとって、SBI証券のiDeCo口座は理想的な選択と言えるでしょう。
SBI証券のキャンペーンは以下になります。
- 新規口座開設で米国株手数料が無料!
- 条件:期間中に新規口座開設
- 特典:最大2カ月間、米国株式取引手数料が無料+最大1,000円分のAmazonギフトカード
- 終了日:未定
- iDeCo口座開設+掛金でAmazonギフト!
- 条件:iDeCo口座を新規開設+2024年12月~2025年2月のいずれかで5,000円以上の掛金を拠出
- 特典:100万円分のAmazonギフトカードを山分け(上限1,000円分/人)
- 終了日:未定
ポイント
- 特典総額:現金最大10万2,000円+米国株手数料無料
- NISAやiDeCoを活用したキャンペーンが充実!終了日が未定なので、早めの参加がおすすめです。
マネックス証券
マネックス証券のiDeCoは、利用者満足度が高いことで知られています。オリコン顧客満足度調査「iDeCo 証券会社」部門で4年連続No.1に選ばれており、その実績からもiDeCoに強いネット証券会社であることが伺えます。
また、低コストかつ長期的な資産運用に適した商品が豊富で、安定した運用成績が期待できる銘柄を取り揃えています。さらに、定期預金も選択肢に含まれており、さまざまな投資スタイルに柔軟に対応できる点が魅力です。
特筆すべきは、クレジットカードでの積立におけるポイント還元率の高さです。主要ネット証券の中で最高水準の1.1%を誇り、さらに投資信託を保有するだけで最大0.08%のポイントが貯まる仕組みがあります。ポイントを効率よく貯めながら資産形成を進めたい方にとって、マネックス証券は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
岡三オンライン
岡三オンライン証券のiDeCoは、29種類の商品を取り扱っており、その内訳はインデックスファンド14本、アクティブファンド13本、元本確保型商品2つと、非常にバランスの取れたラインナップが特徴です。他の証券会社ではインデックスファンドに偏りがちですが、岡三オンライン証券では資産クラスごとに均等に銘柄が揃えられており、運用目的に応じて選びやすい点が魅力となっています。
ただし、取扱商品数に関しては、40商品以上を提供している証券会社もあるため、数の多さで言えばトップクラスではありません。それでも、質の高い商品構成であるため、多様なニーズに対応可能です。
手数料面では大きなメリットがあります。岡三オンライン証券では運営管理手数料が無料で、iDeCo運用中にかかる費用は月額171円(税込)に限定されています。通常、証券会社によっては運営管理手数料が追加で発生する場合もありますが、岡三オンライン証券ではこれがかからないため、コストを抑えて運用を続けたい方に適した選択肢となるでしょう。
- 新規口座開設で取引手数料キャッシュバック!
- 条件:新規で証券口座を開設
- 特典:国内株式(現物取引・信用取引)の取引手数料を最大3カ月間全額キャッシュバック
- 信用取引口座開設で手数料が無料!
- 条件:信用取引口座を新規開設
- 特典:国内株式の信用取引手数料を最大3カ月間全額キャッシュバック
ポイント
- 国内株式の取引を始める方に最適!
- 手数料負担を気にせず、安心して取引をスタートできます。
松井証券
松井証券のiDeCoは、コストを抑えながら資産運用を行いたい方に適した選択肢です。まず、毎月の口座管理手数料が業界最安水準の171円と非常にリーズナブルで、長期運用でもコスト負担を最小限に抑えることが可能です。
さらに、取り扱う商品の手数料も業界最安水準で、インデックスファンドが豊富に揃っています。「国内リート」や「先進国リート」といったややマイナーな資産クラスに至るまで取り扱いが充実しており、この点では他社を上回る品揃えを誇ります。加えて、1本で全世界株式に投資できる商品や、複数の資産に均等投資できるバランスファンドも用意されているため、初心者でも簡単に分散投資を始められる点が魅力です。
- 新規口座開設でもれなく200ポイント!
- 条件:新規で証券口座を開設
- 特典:200ポイント
- iDeCo口座登録+掛金拠出で2,000ポイント!
- 条件:総合口座開設+iDeCo口座情報を登録+月1万円以上の掛金拠出+エントリー
- 特典:もれなく2,000ポイント
ポイント
- 総額 最大11万4,200ポイント 獲得のチャンス!
- iDeCoやNISAを活用することでポイントがさらに増えます。
SMBC日興証券
SMBC日興証券のiDeCoは、コストを抑えた資産運用が可能な金融機関です。毎月の口座管理手数料は業界最安水準の171円とリーズナブルで、長期的な資産形成を行う上で大きなメリットとなります。
また、独自のポイントサービスとして、掛け金5,000円ごとにdポイントが1ポイント貯まる仕組みを導入しています。ポイントを活用したお得な資産形成を目指す方にとって魅力的な特徴といえるでしょう。
一方で、1本で複数の資産に分散投資できるバランス型商品や、全世界株式に投資できる商品が取り扱われていない点はデメリットとして挙げられます。特に、初心者にとって簡単かつ効果的に分散投資を実現できるこれらの商品がないのは残念な点です。
全体的に、低コストで運用したい方やdポイントを貯めたい方には適していますが、バランス型や全世界株式への投資を希望する場合は他社の選択肢も検討する必要があるかもしれません。
- ダイレクトコース口座開設で200ANAマイル!
- 条件:ダイレクトコースの新規口座開設
- 特典:200ANAマイル
- 入金や取引は不要
- キャンペーン期間:終了日未定
ポイント
- ANAマイルを貯めている方におすすめ!
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